作品紹介「ぼくの人生にはいつも、きみがいた vol.1」
今回はオンデマンドにてご依頼いただきました、まりー 様の作品をご紹介します。

<表紙>アートポスト_180K/4C/マットPP
<加工>小口染め_青
<本文>淡クリームキンマリ_62K
<遊び紙>NTラシャ_濃青_100K
全体が澄んだ青で統一された、明るく眩しい装丁です。
特にその彩りに溶け込むように描かれる、二人のキャラクターに魅力を感じます。

用紙にお選びいただいた「アートポスト_180K」は、白色度が高く、印刷の色は鮮やかに表現してくれます。こちらの作品は通常のCMYK印刷指定でご発注いただきましたが、オンデマンドでも発色のよい、やや透明感を感じる彩りが写真からもご覧いただけるかと思います。
印刷面のスカイブルーは、小口染めの青とも非常に調和がとれているなと感じます。
そこに重力と風に揺られながら、落ちていくように描かれる二人のキャラクター。
肌の影色や諧調表現など、太陽に照らされ、その背景に溶け込んでいくような色彩にはしばらく釘付けに。物語に鮮やかな展開を、澄み渡った表紙から期待してしまいますね。
笑みを浮かべる二人の表情には、心がほっと和みます。

しかもなんと、こちらの作品は624ページで構成されている…とのことで。
ボリュームのあるB6サイズの小説のため、とても重みを感じる一冊となっています。
そのページの厚みもあってか、つい小口を染める色にも視線が向けられます。
滑らかな本文用紙「淡クリームキンマリ_62K」の端を染める、青空を連想させる色には深みを感じます。
また、遊び紙には「NTラシャ_濃青_100K」を採用いただいております。
「NTラシャ」はコットンパルプが配合された特殊紙ですが、素材感を感じるマットな質感で、カラーバリエーションも比較的多い用紙となっています。濃青については落ち着いた、イージアン・ブルーの色合いに特徴があります。
お選びいただいた遊び紙も含め、青の設計が美しい装丁となっています。