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2026年3月13日
印刷製本マニュアル

CMYKとRGBについて

カラーデータを入稿する時、多くの印刷所では「CMYK」での入稿を指定しているかと思います。
そしてご自宅のPCのディスプレイで綺麗に調整した「RGB」データを印刷してもらったら全然違う色味になっていたことはありませんか?

ここでは印刷における「CMYK」と「RGB」の色表現について解説します!

どうして入稿時「CMYK」が推奨されるのか。そもそも「RGB」との違いはどこにあるのか。ぜひこの記事を読んで、イメージと出力結果の幅を縮めましょう!

「CMYK」とは

CMYKは、Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)の3原色にKey plate(キープレート/K:黒)を加えた色を表す単語です。

理論上はこの3色(CMY)の組み合わせで、すべての色を表現できます。 しかしながら、実際のインクでこの3色を重ねても完全な真っ黒にはならず、くすんだ茶色になってしまうため、3色以外に黒(K)を加えて「CMYK」としています。 (なお、Kインク100%に対して、さらにCMYのインクを数十パーセントずつ混ぜて、より深い黒色である「リッチブラック」を表現するテクニックもあります。)

後でも解説しますが、多くの印刷物はこの「CMYK」で印刷されています。

「RGB」とは

RGBは、Red(レッド)、Green(グリーン)、Blue(ブルー)という、光の三原色を表す単語です。

テレビやパソコン、スマートフォンやタブレットなどといった光を使用するディスプレイの表示が「RGB」となります。

現在ほとんどの方がデジタルでイラストなどを作成されていると思いますが、そのディスプレイで確認している色はすべて「RGB」となります。

そして「RGB」の色味はキャリブレーションという調整をしない限り、それぞれのディスプレイで異なります。

同じデータでも古いディスプレイと新しいディスプレイでは色が違って見えることがありますよね?それは光の出力環境によって見え方が変わってしまうからです。

なぜ「RGB」で入稿すると色がくすむの?

ざっくりイメージとしては
「RGB」→光で表現するディスプレイの色。
「CMYK」→インクやトナーで表現する印刷の色。

光で表現できるRGBカラースペースは印刷のCMYKカラースペースよりも広く、「CMYK」では再現できない色域があります。

CMYK印刷

例えば、明るいシアン系の色で作成したデータをCMYK印刷で出力すると、かなり色味が変わって落ち着いた青になってしまうでしょう。

それは明るく鮮やかな色域が「CMYK」で表現できないからです。

カラーデータを作成する時

「できるだけイメージに近い色味で印刷して欲しい……」そんな時、どんなデータにすればよいでしょう?

■ 「RGB→CMYK」印刷の場合
・データのカラーモードを「CMYK」に変換します。
・データは「RGB」のカラーモードのままで、使用する色域をなるべくCMYKカラースペースに近づけて作成します。

■ 「CMYK→RGB」印刷の場合
・色味はほとんど変わらない可能性が高いです。
なぜなら狭い色域で作成されたデータを広い色域に入れても、すでに再現可能な範囲となっているからです。

「RGB」の彩度の高さを再現したい場合は最初から、RGBカラースペースでの作成をおすすめします。

高彩度印刷

スターブックスでは高彩度印刷を承っております。

こちらは「RGB」のカラーモードで鮮やかに作成したデータでも変色が少なく出力することが可能です。ぜひお試しください!
↳高彩度印刷についてはこちら

CMYKは、RGBより綺麗に見えない?

そんなことはありません。
色味の好みは人それぞれですし想定したデザインの雰囲気にもよります。

RGB→彩度の高い、ディスプレイで確認できるような色味
CMYK→重厚な色味の表現が可能

ご自分のイメージに合わせて使い分けてください!