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2026年10月7日
インタビュー オフセット事例 箔押しの事例紹介

竜とけもの図鑑〜海編〜

【COMITIA 156】山村れぇ 様

スターブックス インタビュー紹介

深く青い世界に漂う、銀箔の泡を纏った波。
そんな暗い海の中から、不思議な身体をした生物たちがひょっこりと顔を覗かせています。

潜む大きなシルエットの影は、ここに棲むヌシでしょうか?
色とりどりのキャラクターについて、詳しいプロフィールは本の中で紹介されています。

<表紙>OKプラウ_195K/マットPP/4C
<箔>アバロンセレクト(シルバー)
<本文>OKトップコート_110K/4C

こちらのオフセット印刷の表紙では、「OKプラウ_195K」を採用いただきました。
フルカラーの印刷に適した定番用紙となっており、白色度が高く光沢があり、印刷面をバランスのよい色味に仕上げてくれます。

発色の鮮やかさは、写真からも見て感じていただけるかと思います。
影にある境の色味も、すっきり滑らかな諧調として表現されています。

また、タイトルと波打つモチーフの箇所には「アバロンセレクト(シルバー)」の銀箔が使用されています。
写真から見ておわかりいただけるかと思いますが、パステル調の虹色がほんのり淡く浮かび上がるところに特徴がある、真珠光沢が美しい箔となっています。

明度の低く設計された全面に箔押しをしても、「アバロンセレクト(シルバー)」の存在感は沈むことはありません。 銀箔の波はより一層、幻想的な世界に上品な眩しさをもたらしてくれます。

さらに、きらめく飛沫が大きく下部から広がることで、幻想的な世界を少し俯瞰的に眺めているような感覚にもさせてくれます。描かれる広大な海に、しばらく惹き込まれてしまいますね。

また、フルカラーの本文は、「OKトップコート_110K」をお選びいただいております。
扱いやすい光沢のある用紙で、明度をぱっきりと、色味全体を鮮やかに表現してくれます。

今回、本文を少しだけお写真でも紹介していますが、鱗や棘など、輪郭から皮膚の細部まで個性があるキャラクターたちが繊細に描かれており、色彩や形状はどのこも美しく、最後までじっくり眺めてしまう一冊となっています。

深い海で彼らがどのように生活しているのか。
妄想を膨らませると、とてもワクワクできると思いますよ。

★ STARBOOKS Asks the Artist

Q.ご自身の活動履歴について、改めましてご紹介お願いします。
元ゲーム会社勤務、現フリーランスのクリーチャーデザイナーです。
個人の活動として、10年ほど創作世界観で空想生物図鑑の制作を続けています。
Q.今回制作されました作品の見どころ、こだわりなどを教えてください。
海がテーマの空想生物図鑑なのですが、表紙に貝殻のようなアバロン箔を使って波を表現した部分がこだわりポイントです。一目見て海らしさが感じてもらえるような本になったかなと思っています。
Q.イラストを描く時に主に利用しているソフト、またはアナログであれば画材について、おすすめポイントもあわせて教えてください。
デジタルではラフにProcreate、清書に主にPhotoshopを使っています。
Procreateはタブレットのソフトなのもあって、描き始めのハードルが低くなるのでおすすめです。
Q.キャラクターを描く時に特にこだわっている点についてお聞かせください。
色の選び方や、伝わるかどうかと自分の思うこの生き物のここが好き!のバランスは特に気をつかっています。
Q.今回、STARBOOKSを使ってみていかがでしたか?何かご感想などあればご記載ください。
初めて利用させて頂いたのですが、加工や紙の種類などなど出来ることが多くてとてもワクワクしました。実物の印刷も綺麗で、箔も素敵でした。次はどんな加工してみようかを考えると今から楽しいです。
Q.紙の本として印刷・製本することと、デジタルで発信すること。どのような違いを感じていますか?
デジタルは距離に関係なくすぐに情報を届けられるのが良いですね。ただ1つの物として考えた時に、手元に物として残る紙の本はデジタルとはまた違った強さがあると感じています。
紙の本は触り心地や光の反射、ページを捲る音など、実物ならではの情報量があるのが魅力的です。
個人的に昨今デジタル画像1点1点の存在感がどうしても薄まり気味だと感じているので、手に取れる形にするというのは大事にしていきたいなと思っています。
Q.最後に、ファンの方へメッセージをどうぞ。
これからも本づくりは続けていきますので、見守ってもらえたら嬉しいです。
皆さんももし機会があればぜひ紙の本づくりにチャレンジして、形になった時の嬉しさを体験してみてください。