作品紹介「箱庭」
今回はオンデマンドにてご依頼いただきました、さわこ様の作品をご紹介します。

<表 紙>エスプリVNエンボス_アラレ_176.5K
<カバー>コート紙_135K/マットPP/RGB再現性
箔:黒銀/彩光腐食:SP-0054
<本 文>淡クリームキンマリ_62K
<遊び紙>アストロブライト-FS_グリーン/アストロブライト-FS_レモン
カバーにあしらわれている彩光腐食は、世界観に独特な輝きを加えています。
陽の当たる冥土を思わせるイラストを、さらに印象深いものへと引き上げています。

少し禍々しさも感じさせる、佇む髑髏の隣にある「箱庭」というタイトル。
周りを縁取るラインと共に、黒銀の箔と彩光腐食のパターンが装飾されています。
お選びいただいた彩光腐食の「SP-0054」は、緻密なエンボスある装飾のため、環境光によって異なる姿を現します。
線状の細かなパターンは、時に影の中でほのかに瞬き、時に銀黒に溶け込みながら、滑らかな立体感を帯びていきます。
明るい色彩を引き締らせる、箔の扱い方やタイトルの作りにこだわりを感じますね。
前後にある遊び紙「アストロブライト-FS」のグリーンとレモンは、カバーのベースにある色味にもとても合っています。
裏表から覗く鮮やかなワンポイントは、装丁をぐっと引き立ててくれる役割もあるように感じます。

表紙はまた、雰囲気が違ったイラストが描かれています。カバーの背景にあった空は漆黒の闇へと変わり、髑髏や花たちはさらに怪しさを増しています。
こちらで使用していただいた表紙用紙は「エスプリVNエンボス_アラレ」
光に当たるとよくわかるのですが、純白の面に光沢のあるテクスチャがあるのが特徴です。
用紙自体はマットな為、印刷の色味は落ち着いた仕上がりに。
ときせつ発色あるパターンが上品に、闇の世界を輝かせてくれます。