作品紹介「いつか」
今回はオンデマンドの箔押し商材、彩光®腐食を扱った作品事例をご紹介。

重厚感を感じる彩りの中に、優しく柔らかい雰囲気も兼ね備えた美麗なイラスト。
こちらの作品の表紙にある、彩光®腐食を施した箔押しにも着目していきます。

<表紙>ハイマッキンレーポスト_220K
<箔押し>キウイグリーン:SP-0051
/レーザーセレクト(透明):SP-0039
/トラストカラーA03(グリーンブルー):SP-0063
<本文>雷鳥コートN_135K/フルカラー
※彩光®腐食のパターンナンバーは「SP」が付随する番号を参照してください。
表裏で僅かに異なる色調から、陰と陽の境界を感じさせる表紙のイラスト。
憂いを帯びたキャラクターにあるハイライトや筆致が、その世界観にほんのりと潤う雰囲気をもたらしてくれています。
また今回こちらの表紙には、箔押しに彩光®腐食がいくつか施されています。
特集ページにも掲載しておりますが、透明箔との合わせ方、色箔とのバランスのよい扱い方にぜひ注目してみてください。
特に水面を泳ぐ鯉のイメージとレーザーセレクト(透明)との相性はとてもよく、艶のある立体感にしばし目を奪われます。

フルカラー本文で使われる雷鳥コートは、カラーの鮮明さを際立たせてくれる、真っ白な光沢のあるグロスコート紙です。筆のタッチや色のグラデーション、光影描写等をくっきり印刷するのに優れています。
どこか儚げなキャラクターから溢れる、奥に宿る繊細さと気高さ。
しばらくページを捲るのを忘れて、まじまじと眺めてしまいますね。