STARBOOKSではじめる「彩光腐食」
箔押しの可能性を広げる「彩光腐食」は、ツジカワ株式会社さま独自の腐食技術から生まれました。
「通常の箔版と何が違うの?」
「彩光腐食でどんなデザインができるの?」
そんな疑問を持っている方に、これから腐食版について紹介していきたいと思います。
箔上に刻む、美しいエンボスパターン
こちらは人気の偏光箔「トラストカラー_A01(ブルーパープル)」をベースに、彩光腐食のパターンナンバー「SP-0118」をあしらったデザイン事例になります。

幻想的な青のグラデーションに浮かぶ幾何学パターンは、奥行きのある質感を生み、エレガントな立体感を芽生えさせます。

通常の箔版と彩光腐食(2段階の腐食)版を実際にみてみると、どのようにして多彩なパターンが生まれるのか、イメージしやすくなるかもしれません。
彩光腐食版の方は、写真からくっきりと美しいパターンが版に施されているのがおわかり頂けるかと思います。オーダーして頂いたパターンナンバーのテクスチャが細かく刻まれていますが、加工面の手触りは予想以上に滑らかではあります。
彩光腐食は、透明箔との相性も◎

事例写真のように透明箔を巧みに扱えば、特異な立体感を生み出すことも可能です。
鮮やかな鯉のイラストを引き立たせる、レーザーセレクト透明箔と彩光腐食「SP-0039」のパターン。
このパターン自体も鱗のようなデザインで、イラストとマッチした凹凸がリアルな表現を奏でます。透明箔を使用することで艶やかさもプラスされ、本当に水中を泳いでいるかのような印象を生み出します。
箔の種類によって、パターンの見え方や印象ががらりと変わる彩光腐食。
ぜひ箔の表現探求の、旅のお供に。